息子が2歳でパパ道全力疾走中のいつき @itukizora です。
風邪の予防やアレルギーの防止などの面で、子供の免疫力の向上に効果があるのがヨーグルトだよ! といろいろなところで聞きはするものの、結局のところどんなヨーグルト(乳酸菌)を食べる必要があって、どんな調査結果の上で効果があるよといわれているのかが気になったのでちょいと調べてみました。(理系出身)
目次
免疫力の要は腸。約6割の免疫細胞が腸に存在
体にはいろいろと免疫力細胞が存在していますが、そんな中でも免疫細胞全体のなんと約6割が腸内に待機しているそうです。
出典:サントリー健康情報レポート
免疫細胞全体のなんと約6割が腸内に待機し、侵入してくる敵と戦っています。だからこそ、腸の免疫細胞を活性化することが、免疫力を高めるポイントとなるのです。
胃酸に覆われた胃を抜けた先の腸でウイルスや細菌は体内に侵入をしてこようとしますが、それを防ぐために多くの免疫細胞が腸で待ち構えているんですね。(もちろん腸以外の箇所からの侵入もありますが)
だからこそ、腸の免疫力を向上するのが体全体の免疫力の向上に繋がるということみたいです。フムフム。
これがすなわちヨーグルト(乳酸菌)って大切だよねっということにつながっていくのですね。
腸に届く!を謳っているのじゃないとダメ
というわけで腸の免疫力を向上させる必要がありますが。
腸の免疫力を向上させる、すなわち腸内にウイルスや最近と戦ってくれる体に良い菌を増やすには、やはり乳酸菌を摂取して増やす必要があります。そこで乳酸菌を摂取する最良の方法としていえるのがヨーグルトによる摂取とのことでした。
なので。
ただやみくもにヨーグルトを摂取してもいいわけではなく。「生きて腸まで届く」や「腸内の調子を整える」といった感じで、《腸まで乳酸菌が生きたまま到達するよ》ということをキチンと謳ったヨーグルトじゃないと、免疫力向上という面では効果が無いようです。
例えばビヒダスヨーグルト。我が家の息子(2歳)はこれです。
2週間は食べ続けて初めて効果が出る
ヨーグルトの乳酸菌は食べ始めてすぐ翌日から効果がでる、とかそういうことは無いようです。そりゃそうだ。
乳酸菌を摂取しはじめて、じわりじわりと乳酸菌が住みやすい環境になり、増えていき、そして免疫力がついてくるという感じ。
ですので、ヨーグルトを食べ始めて、早くて約2週間ぐらいでようやく効果が出てくるかなというところのようですよ。 菌の種類や体質によって時間がかかるときは1ヶ月ぐらいもかかることがあるとか。
継続した免疫力の向上を目指すには、じっくりと根気よく進めていくということでしょうね。まぁそれが一番かなと思います。
ヨーグルト(乳酸菌)の種類によって異なる効果
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類によって、体への影響はいろいろと異なるようです。
例えばガセリ菌SP株はメタボ予防に効果。
ビフィズス菌BB536は花粉症といったアレルギーの抑制。
ビフィズス菌BB12は免疫力の向上。といった感じでいろいろ。
特に最近話題になったのが明治のR-1ヨーグルトですよね。インフルエンザに効果があったという話も出てきて、全国のお店で品薄になる現象もおきました。
出典:【明治ヨーグルトR‐1】効果/入手できない人の代用食材
EPSは体内で、ナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあり、インフルエンザウィルスを撃退してくれると考えられています。
また森永乳業のラクトフェリンヨーグルト。こちらのラクトフェリンは母乳の成分を配分したヨーグルトで、ノロウイルスの感染予防としても話題になってましたよね。
出典:日本経済新聞 明治ヨーグルト「R―1」 ヒットの裏で開発戦争
ラクトフェリンを毎日摂取することで、胃腸炎や食中毒の一因であるノロウイルスの感染予防に効果が期待できるという。またマウスでの試験結果によるとインフルエンザの症状軽減にも効果が見込めた。
まとめ。やっぱり効果はあるんだね
こうやっていろいろ調べてみると、やはり乳酸菌=ヨーグルトを継続して食べるというのは、子供の免疫力の向上に良い影響があるんだなぁ と実感できました。
いろいろと種類も豊富で選ぶのに悩むところではありますが、いずれも免疫力の向上に役立つのは間違いなしということで、あとは好みの問題なのかなと。
ぜひ、毎日のヨーグルトで子供の免疫力の向上と、風邪を引きにくい体づくりを目指していきたいですね!
ではでは。